| むかしのみそは、料理をするときに使うものではなかったんです。まるで乾いた納豆のようなものと、汁っぽいどろどろとしたものとがあり、食べ物につけたり、かけたり、そのままなめたりして食べていました。
また、薬としても利用されていたんです!!
この時代のみそは貴族やえらいお坊さんしか口に入らない高級品だったので、麻や絹、塩などとともにみそは税として納められていたんです。
だから当時の高級官僚には、みそがお給料として支給されていました。みそは平安貴族の食卓にのぼっても、庶民の口にはなかなか入らない贅沢な品だったのです。 |
その影響か贈答品としても重宝され、お役人の家に届けられた贈答品の中には、みそもあったんだよ!と記している資料もあるそうです。
みその売買はこの時代以前から行なわれていたんですが、みその専門店が史料に登場するのは、「延喜式」に記された京都東市の醤店と西市の未醤店が最初でした。
当時の市場には、みその他にも米、塩、油、干魚、絹、綿、針、筆などのお店がずらり。
この頃みそがまだまだ贅沢品だったとはいえ、これらの品々と同等の生活必需品になりつつあったのですっっ! |