みその歴史
みそ汁は栄養満点!
胃がんの予防
毎日のみそ汁が、胃がんの予防に。みそ汁をよく飲む人ほど死亡率は低くなる!?

みそ汁を飲む頻度の高い人ほど、胃がんによる死亡率が低い────
これは1981年に、国立がんセンター研究所の平山 雄博士によって発表された『みそ汁を飲む頻度と胃がんの死亡率との関係』の調査結果です。

みそ汁を飲む人と、飲まない人を比べると、とくに男性では、全く飲まない人の死亡率は、毎日飲む人に比べて約50%も高いというんです!これは胃がんだけではなく、心筋梗塞、肝硬変などの場合にも同じ傾向がみられます。

みそ汁摂取別にみた胃がん標準死亡率
人口10万対標準化死亡率(人)
255.9
240.0
210.2
171.9
113.6
97.5
85.3
77.8
毎日 ときどき まれに 飲まない
みそ汁摂取頻度
肝臓がんの予防
肝臓ガンの予防に、みそは有効。食べ続ければ、腫瘍ができても大きくならない!?

みその成分中には、肝臓がんの発生を抑える作用のあることが、実験で確かめられています。肝臓がんが自然発生する系統の雄のマウスに、「標準のえさ」と「みそ入りえさ」をそれぞれ16ヶ月与え続けたところ、みそ入りえさを与えたマウスは、腫瘍の数が減って小さくなり、また発生率も大幅に減りました。

乳がんの予防
みそのがん予防の中でもとくに期待できるのが乳がん!?

みその抗がん効果の中でも、最近、とくに注目されているのが、乳がんです。みそにはフィト・エストロゲンという植物性の女性ホルモン作用物質が含まれていて、乳がんの発生を抑えてると考えられています。
胃潰瘍の防止効果
みそは胃の粘膜を守る。長い間、食べ続ければ胃病を防ぐ。
みそには、胃の粘膜を守る働きがあります、みそ汁を毎日、またはときどき飲んでいる人は、全く飲まない人に比べて胃炎や胃潰瘍、十二指腸潰瘍などの胃の病気が少ないという研究結果があります。さらに、年齢別調査では、20歳から50歳代間では大きい差はないものの、60歳を超えると、飲んでいる人は特に胃の病気になりにくいという高い数値が出ています。
コレステロールの抑制
みその主原料の大豆には、コレルテロール対策に有効な成分がいっぱい!
コレステロールは、人間にとって必要な成分ですが、余分なものは、体内にたまって血管に付着し、脳梗塞、心筋梗塞、血栓症などの原因になります。みその主原料の大豆に含まれるサポニンには、血清コレステロールが上昇するのを抑える効果があり、レシチンや食物繊維にはコレステロールを除く働きがあります。みそに加工しても、これらの作用には変わりがなく、血中コレステロール値の上昇を抑えるだけで、下げすぎる心配はありません。
脳卒中の予防
大豆タンパクが、血管を若々しく保ち、脳卒中から守ってくれる。
脳卒中の大もとの原因は、動脈の硬化にあります。サポニンは動脈を若々しく保ち、カルシウムは血液が凝固するのを防ぎます。カリウムと食物繊維は余分なナトリウムを体外に排出し、マグネシウムはナトリウムがたまるのを防いで、血圧があがるのを抑えます。その結果、動脈が硬化するのを防ぎ、脳卒中を予防します。
老化の防止
老化の主な原因は細胞の酸化。みそはその酸化を抑えて、若々しさを保ちます!
老化というのは全身の組織、機能が衰えること。それは血管や体細胞、脳細胞などが劣化することで、主な原因に細胞脂質の酸化があげられます。この過酸化脂質が、さまざまな成人病をひきおこしたり、老化をすすめる大きな要素と考えられています。そこで老化の防止には、みそのような抗酸化物質を含む食品をとることが、重要なポイントとなります。
美肌効果
みそには、メラニンの合成を抑える働きがあり、シミやソバカスを防ぐ!?
メラニンは皮膚や毛髪の色を決める物質です。紫外線などの刺激に反応して増加すると、シミやソバカスができます。みそに含まれる遊離リノール酸には、メラニンが合成されるのを抑える働きがあります。昔からみそを造る人の手は白くすべすべしていると言われますが、毎日みそ汁を飲むことで、美肌効果が期待できるのです。
消化促進
みそと一緒にとる食品は、アミノ酸や酵素の働きで消化吸収がよくなる!?
タンパク質は体に欠くことのできない栄養素ですが、消化吸収に時間がかかります。ところが、みそに含まれるタンパク質は、約30%が分解されてアミノ酸になっているので消化吸収がいいのです。みそには、さらに活性度の高い消化酵素が含まれているので、いっしょに食べた食品も、消化吸収がよいことになります。
整腸作用
みそは腸の清掃役。繊維質や微生物が働いて腸をきれいにする。
「みそは消化薬のような働きをして腸をきれいにする」と江戸時代のことわざにもあるほど、その効用は広く知られていました。大豆の繊維質が腸をきれいにし、みそ中の微生物が腸内の腐敗菌や有害物を体外へ排出します。
疲労回復
みその中のビタミンB12は、造血作用や神経の疲労回復を増進する!?
発酵食品であるみそには、ビタミンB12が含まれていて、これには造血作用を促進し、神経の疲労を防ぐ働きがあります。香りの高いみそ汁をすすると、ほっとして疲れが吹き飛ぶものですが、決して気のせいではなく、みそにはそんな力があるのです。
脳の新陳代謝の促進
みそは「健脳食」。頭の回転をよくする栄養素を豊富に含んだ食品です。
タンパク質とビタミンB群を含む食品をとれば、脳の新陳代謝がすすみ、頭の回転もよくなります。さらに脳内での神経伝達の促進に欠かせないのがコリンとアセチルコリンです。このコリンが、みそ中のレシチンに豊富に含まれているので、みそは健脳食といわれているのです。

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